お誕生日♪魔法のマカロン
今日はふれぴーたちのお誕生日
お茶会QP家の台所では、ジョンぴーたちがパーティの準備に大忙しです。
J×2「完成~!!!」
お茶J「ごめんね、こっちまで呼びつけちゃって・・。最後の仕上げが一人じゃ上手くできなかったんだ」
会見J「ううん、そんなこと。無事完成して良かったね」
お茶J「パーティまでまだ時間があるから、お茶でも飲む? 今日届いたマカロンがあるんだよ」
会見J「ほんと~?」
お茶F「えいっ、えいっ!!」
お茶R「何やってんだぁ?フレディのやつ」
お茶B「卓球の素振りさ。今日のパーティで会見Fをやっつけるって張り切ってるんだ」
お茶F「今日こそ、ぎゃふんと言わせちゃうんだもん」
お茶R「何、書いてんだよっ!」
お茶B「はたし状とは、えらくクラシックだね」
お茶F「パーティまで待ちきれないから、先に対決してくる!ジョンにも、そう言っといて」
お茶R「ご苦労なこって・・」
お茶B「ノリノリだねえ」
おや?家の前に何やら怪しいゴミバケツが・・??
お茶F「」
バケツの中の声「・・こちら、お茶会家前。いまフレディさんが出てきた」
バケツの中の声「例のものは食べていない模様。そちらの健闘を祈る!」
会見J「わ~美味しそう!!」
会見J「でしょ(^^)。いつ頼んだのか忘れちゃったんだけど・・(←お菓子の買いすぎで記憶があいまい)」
J×2「美味しいね~」
会見J「あっ底にカードが入ってるよ!」
お茶J「フレディ宛に届いたプレゼントだったんだ~後で謝らなきゃ」
お茶J「お待たせケーキが出来上がったから、会見家に向かおうか!」
会見J「他のお料理は、向こうに用意できてるよ」(今日の会場は、会見QP家なのです)
お茶R「お-。フレディは先に出かけたぜ」
お茶B「今頃、試合してるのかなあ?」
お茶R「なんで今からギター抱えてやがんだよっ」
お茶B「いつ、ソロチャンスがやってくるか分からないじゃないか」
お茶R「道でやったら、ぶっ殺すぞ」
お茶J(おや?こんなところにヘンなゴミバケツが??)
会見J「どうしたの?」
お茶J「ん?なんでもないよ。行こう」
バケツ男「全員出かけたべ・・。じゃあ、おらもあっちに合流するだ」
会見QP家
会見R「腹減ったなあ・・。パーティまで時間があるから、何か食いに行くか」
会見B「そうだね」
会見R「なんで昼メシ食うのに、ギター持ってくんだよっ」
会見B「いつ、ソロチャンスにめぐり合うか分からないじゃないか」
おや?こちらにも怪しいゴミバケツが・・??
バケツの中の声「フレディさん以外みんな出かけただ!チャンスだべ」
バケツ男2「よし!おらがちょっと行ってくるだよ」
バケツ男3「頼んだべ」
会見Fの部屋
会見F(ん?誰かきた)
会見F(ブライアンもロジャもいないのかなあ?)
バケツ男2「こんにちは!フレディさんに宅配便で~す」
会見F「へえ?誰からだろ??」
バケツ男2「名もなきファンからです。ちなみに早く食べた方がいいですよ」
会見F「やけに詳しいね、君」
バケツ男2「帰りま~す(あせあせ( ̄▽ ̄;A)」
会見F(う、うさんくさい・・)
会見F(・・特に怪しいところはなさそうかな?)
会見F(あれ?また誰かきた!)
お茶F「コンニチハ~」
バケツ男3「あっ!お茶フレディさんが来たべ」
バケツ男2「しっ」
バケツ男2「しかし、二人揃ってあれを食べてくれればちょうどいいだよ」
バケツ男3「バケツ男1が合流したら、早速スタンバイだべ」
お茶F「鍵が開けっぱなしだったよ。無用心だなあ」
会見F「なんだ。君か」
お茶F「さっ!早速勝負をつけようよ」
会見F「バカだねパーティの前にそんなことしたら、着替えなくちゃならないじゃないか」
お茶F「つまんないのブー。あっ美味しそうなマカロン」
会見F「さっき、届いたんだ。そう言えば、お昼食べてないからお腹すいちゃったなあ」
お茶F「僕も~」
会見F「ちょっと食べちゃうおうか。仕方ないから君にもあげるよ」
お茶F「いちいち嫌味っぽいんだから~」
F×2「・・美味しいね~」
お茶F「全部食べちゃった」
会見F「ジョンの分もおいといてあげれば良かったなあ・・」
さて、こちらは会見家へ向かう一行。あれ?なんだかジョンぴーたちの様子が変ですが??
会見J「・・・実は、さっきからなんか変な気分なんだ」
お茶J「えっ実は僕も・・!」
お茶R「どうした?ジョンたち、顔色が悪いぜ!」
お茶J「・・ほんと??」
お茶B「身体の具合でも悪いのかい?」
会見J「そういう訳じゃないんだけど・・」
J×2(・・ただ、さっきから変な欲求がわいてきて抑えきれないんだ)
会見J(・・どうしよう今までこんなことしたいと思いもしなかったのに・・)
お茶J(今まで人前でしないように気をつけてたのに・・。やってしまったら破滅だよ)
お茶B「大丈夫かい?」
お茶R「おっ会見Rに会見Bじゃねえか」
会見R「おー」
会見B「今、ここでランチしてたのさ」
お茶R「ジョンたちが具合悪いみたいでよ。早くうちへ帰って休ませねえと・・」
会見R「そういやあ、顔色が悪いぜ」
会見B「パーティまで横になってたらどうだい?」
会見F「なんだか、さっきから変な気分なんだ~」
お茶F「あれっ?僕もだよ。どうしてだろ??」
会見F「胸の中から熱い欲望が湧いてきて、いてもたってもいられない感じなんだ」
お茶F「僕も僕も~」
会見F「こうしちゃいられない」
お茶F「何するの~?」
お茶R「さあ、着いたぜ!」
J×2(ああどうしよう!もう我慢できないっ)
J×2(はっこの曲はっ!!!)
R×2「あ~っ??」
会見R「こんな時に何弾いてんだよ、おめえら」
お茶R「道で弾いたらぶっ殺すって言っただろうがよっ」
お茶B「・・ぼ、ぼくたちじゃないよ~~っ」
会見B「あっなんだい?あの連中はっ!!」
R×2「げっなんだあ??あいつら」
会見B「パープルのBurnだね」
お茶B「いいねえ」
R×2「絵だけじゃわかんねえってんだよ」
B×2「解説しよう。ディープパープルのBurnは、ハードロック好きの僕たちも大好きな曲なのさ。どんな曲かピンと来ない時は、下の映像をチラっと見てくれたまえ!知ってる人が多いはずだよ」
http://www.youtube.com/watch?v=pfzv3bf9-OY
会見R「今回の話は、どうも分かんにくいぜ」
お茶R「いつものことじゃねえか」
J×2「も、もう限界だっ(だだだだーーっ)」
BR×2「うわっ!!!ジョンっ???」
バケツ男たち「・・こ、これはっ!!」
BR×2(ジ、ジョンが歌ってる~~~っ!!!!)
バケツ男1「そうかお茶会家のマカロンは、ジョンさんたちが食べたんだべ」
バケツ男2「あのジョンさんたちが歌うなんて、凄い効果でないべか」
R×2「ここで話を中断して、解説しよう。怪しいバケツ男たち3人は、ヘビメタ系のアマチュアバンドである。しかし、最近ボーカルに逃げられ解散を余儀なくされた3人は、最後に一度でいいからプロのボーカリストとセッションしたいと考えたのさ。フレディに白羽の矢を立てたが、彼がヘビメタを歌いたがらないのは有名(僕らもよく泣かされてるよ)だからね。そこで、食べたら最後、ある曲が歌いたくてたまらなくなる魔法のマカロンを作り、彼に食べさせようと画策した・・」
バケツ男2「なんで、あんたたちが解説するのかわかんねえけど、だいたいその通りだべ」
会見R「魔法のマカロンなんて、そんな簡単にできんのかよっ!」
バケツ男1「見せたいビデオテープをすりつぶしたものを、マカロンのタネに混ぜ込んで焼き上げるんだべ(←嘘だから真似しないように!!)」
バケツ男3「んだ消化してしまうまで、その映像が脳内の無意識領域で再生され続ける。知らないうちに真似せずにはいられなくなるだよ」
バケツ男2「村の祈とう師に教えてもらっただ」
お茶R「どういう村なんだっ」
さて!お話に戻るよ
バケツ男2「あのジョンさんたちが歌うなんて、凄い効果でないべか」
バケツ男3「で、でも、これは・・」
BR×2「・・うっ、これは」
J×2「Burn~~~~」
BR×2(・・下手すぎる・・)
お茶J「歌い終わって落ち着いたけど・・」
会見J「・・自分の歌で気持ち悪くなった」
全員(・・無理もない)
バケツ男1「でも、ともかく魔法のマカロンは大成功だべ」
バケツ男2「フレディさんたちも食べてれば、今頃は・・」
バケツ男3「夢のセッションも、すぐそこまできてるだよ」
会見F「ともかく、タマちゃんに電話しなきゃ」
お茶F「僕もかけたいと思ってたのにぃ~ブー」
会見F「もしもしぃ!ともかく我慢できないから、いますぐなんとかしてよ」
お茶F「もうタカピーなんだから~っ」
会見F「えっ?ロンドン支店はないから駄目なの?? 早急に作ってくれる? 僕はフレディ・マーキュリーだよ」
お茶F「ほんとにワガママだね、君」
会見F「君だって似たようなもんじゃないか。さっ!先に場所を探しにいくよ」
お茶F「行く行く~」
バケツ男たち「あっフレディさんたちが出てきただよ」
バケツ男1「マカロンは食べただべか?」
バケツ男2「ドキドキだべ~」
バケツ男3「でも、全然歌いたがってる様子がないだよ・・」
受付の人「フレディさ~ん!!」
F×2「あれ?受付の人。どうしたの??」
受付の人「実はさきほど、急遽タマハウス・ロンドン支店に出向になったのです~」
会見F「えっ?もう出来たのかい??」
受付の人「はい~タマハウスが、市長に泣きついてきたらしいです~」
お茶F「会見Fの脅しがよっぽど怖かったんだね」
受付の人「それでは、早速土地を見に行きましょう」
バケツ男1「あの男はなんだべ?」
バケツ男2「我々と同じ脇役顔なのに、服着てるだよ」
バケツ男3「・・でも、タマハウスって??」
受付の人「では、みなさま。失礼するのです~」
R×2「どうなってんだよ?フレディ」
J×2(???)
F×2「あっ、みんな\(^O^)/」
会見F「何故だか僕たち、急にタマハウスで新しいおうちを建てたくなっちゃったんだよね」
お茶F「珍しく気があっちゃったよね~」
バケツ男1「そ、そうだべ!村には『Burn』のビデオが1本しかなくて・・」
バケツ男2「1本はタマハウスのCMで代用しただよ・・」
バケツ男3「・・それがまずかったべか(がっくり)」
B×2「そりゃあ、君たち・・(呆れ)」
後悔しても、既に手遅れ・・
意気揚々と出て行くふれぴーたちと受付の人を、呆然と見送る間抜けなバケツ男たちなのでした。嗚呼哀しい・・(ρ_;)
J×2(僕たちが歌って恥かいた意味はいったい・・・)
おしまい
ちなみに、ふれぴーちゃんたちのマカロンに入ってた映像はこれ↓ですた(^^)
http://www.youtube.com/watch?v=GUw9bYtaNqc&NR=1
おまけ
お茶F「ハロッズの隣なら、いつでもお買い物に行けるよ」
会見F「決めた。ここ、立ち退いてもらってきてよ」
受付の人「無理ですったら~っ」
も一度おしまい
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